災害避難時に持ち出す防災バックは約6割の人が準備していないという統計が!もしもの時にあなたは大丈夫ですか?

(2023/06/13更新)

突然ですが、あなたは災害避難時に持ち出す非常袋・非常用持ち出し袋は準備していますか?

実は日本人の約6割が災害用持ち出し袋を準備していないそうです。

毎年9月1日の防災の日を知らせるネットニュースやテレビ、防災アプリなどで台風や地震などの災害情報を目にするたびに

「そろそろ防災バッグを用意しておかなくちゃ」

と思いますよね。

さらに9月の防災月間に合わせて行政や企業では避難訓練や防災訓練を実施する機会を設けたり、生活雑貨店や小売店で防災セットを見かける機会が増えて、普段よりも災害時のことを意識しやすい時期でもあります。

でもいざ防災バッグを準備しようとしても、

「何を用意すればいいのかわからない」
「一式揃えるとけっこう高いしめんどう」

という風な理由から一歩を踏み出せず、後回しになってはいませんか?

必要なものは人それぞれ異なる

非常袋はペットやアレルギーの有無など、一人一人のライフスタイルに合わせて用意するものが異なります。

まずは万が一の事態に遭遇した時のために、自分には何が必要なのか考えることが大切です。

一緒に住んでいる家族やパートナーはいるのか、それとも一人暮らしか。

ペットやアレルギーの有無など、一人一人のライフスタイルに合わせて必要なものや用意するものは異なってきます。

まずは自力で持ち出せる量か把握するためにも、普段愛用しているものから少しずつ選り分ける事から始めてみるのも良いでしょう。

そこでよく耳にするのが「食料と水は最低でも3日分は必要」という言葉。

でも実は「下着類も3日分用意しておいた方が良い」というのは知っていましたか?

避難所での生活を意識した下着選び

自宅以外での避難生活や断水でお洗濯できない状況を考えて洋服や下着を選びましょう。

もし災害時に自宅で過ごすことが困難になった時には、学校や公民館などの避難所で一時的に避難生活を送る場合もあります。

防災セット・防災バッグの名前でショッピングセンターやホームセンターで見かけることも増えましたが、30点近くセットされている非常袋でも、女性用の生理用品まで備えている非常持ち出し袋はそうありません。

さらに断水などの影響で、洗濯用の水を十分確保できない可能性もあります。

普段は生理用品に布ナプキンや吸収ショーツ、月経カップを利用している方も、使い捨てのナプキンを用意しておくのがベスト。

場合によっては衣類の洗濯ができない場合も考えられるので、パンティライナーも準備しておけば、ショーツのお洗濯ができない状態だとしても衛生面を保つことができますよ。

そして、できれば洗濯した後に干しても下着だと分かりづらいデザインがおすすめ。

避難所に用いられる行政施設や学校の体育館などで過ごすことになることも考えると、普段愛用しているフリルや大きなリボンがついた「かわいいデザイン」や、Tバックやヒモショーツといった「セクシーなデザイン」は避けて用意した方が良いでしょう。

お色も黒・グレー・ネイビーといった色で、シンプルな無地の柄を選ぶと防犯効果がより期待できます。

とはいえイチから買い揃えるのはちょっと・という場合は、新しい下着を買った時に古くなった下着を使い捨て用として非常袋に入れておく方法もありますよ。

また避難所として多く使われる公共施設では、スペースの都合上見ず知らずの人たちと雑魚寝をする・という事もままあります。

普段とは違う環境下ですし、なるべくノーブラは避けたいもの。

かといって日中の着用を念頭に作られた補正力の高いブラジャーでは、眠っている時の寝返りなどで圧力がかかり、ワイヤーやカップが歪んで身体に傷をつけてしまうかもしれません。

できれば寝るときにも着られる苦しくないもので、できるだけつけ心地の楽な、ストレスフリーなタイプが理想です。

緊急事態下にそなえておくと安心

荷物は最小限でも必要なアイテムは最大限揃えたい。ポイントは「兼用できるかさばらないもの」

そこで注目したいのが、ノンワイヤータイプのブラジャーです。

ワイヤーが入っていないので防災バッグに畳んで収納してもかさばらないのも特徴の一つ。

ただし長期間の収納では他の荷物で圧迫されたりして型崩れを起こす場合もあるので、着用の前には必ずブラの状態をチェックしてから身につけてくださいね。

ブラジャーの正しいたたみ方はこちら

そして意外と忘がちなのが、先にも述べたような生理用品です。

避難先でたまたま自分の周期が来てしまったり、慣れない生活でのストレスや不安で急に月経(生理)が来てしまう事も......

そういったもしもの備えに、サニタリーショーツと使い捨てナプキンも防災バッグに入れておけば安心です。

また、もしナプキンが足りなくなった時や手に入らない時には、手近なもので簡易ナプキンが作れるのは知っていましたか?

ハンカチなどを使った簡易ナプキンの作り方は、東京都防災ホームページで紹介されているので参考にしてくださいね。

もしもマニュアル - 東京都防災ホームページ

さらに、避難生活となると洗濯機が使えないことも十分考えられるので、この機会に正しいブラやショーツの手洗い方法をおさらいしておくのもおすすめです。


ところでバストケア目的でナイトブラを愛用している人は多いですが、実は夜間の災害時にも強い味方になってくれるのは知っていましたか?

就寝時に普段から身につけていれば、万が一の時でもノーブラで避難先に駆け込む・なんて事がなくなるかも?!

aimerfeelのナイトブラは取り外しのできる薄型パットがついているタイプが多いので、いざという時はトップスの下にナイトブラだけでも大丈夫ですよ。

おすすめブラジャー

程よいフィット感で締め付け感ゼロ

楽フィット ノンワイヤー キャミブラ 単品ブラジャー

ストラップの調節ができ立体成型でバストをやさしく包み込む。伸縮性抜群の素材で体にしっかりフィット。

年齢問わず合いやすい低反発カップ

とろける ノンワイヤー 単品ブラジャー

痛くなりやすいワイヤーと脇ボーンをなくした楽ちん設計♪カップ部分は低反発のふわもちウレタンを採用。

ノンワイヤーブラの種類をもっと見たい方はこちら

空調が効かない場所でも快適に

さらっとドライ 夢ごこち ナイトブラ 単品ブラジャー

素肌に触れる部分の生地には吸放湿性に優れたテンセル™モダールを使用。汗をかく就寝時も快適に。

ナイトブラの種類をもっと見たい方はこちら

実店舗で自分に合うブラを探したい方はこちら

おすすめショーツ

シンプルなデザインが一番

シームレス プレーンショーツ

ウエストや足口がシームレスでひびきにくいベーシックなショーツ。クロッチ部分は肌当たりのやさしい綿100%。

プレーンショーツの種類をもっと見たい方はこちら

忘れがちなサニタリーショーツ

さら肌コットン 綿混 サニタリーショーツ

生理時は専用ショーツがおすすめ。コットン94%で吸湿性・通気性に優れたお肌に優しいサニタリーショーツ。

サニタリーショーツの種類をもっと見たい方はこちら

災害は、備えあれば憂いなし

せっかく準備した防災グッズや服の備えも、いざという時に使えないともったいない。中身の定期点検日として9月1日の「防災の日」はいかが?

せっかく準備した防災グッズや服の備えも、定期的に点検しておかないと、いざという時に使えないともったいないですよね。

  • 食料品の賞味期限が切れていないか
  • 懐中電灯やラジオの電池は切れていないか
  • 用意した下着のサイズが合っているかどうか

最低でも年に1回、できれば2回は中身のチェックをしておきたいところ。

そこで防災バッグの定期点検日としておすすめしたいのが、9月1日の「防災の日」

1923年9月1日に関東大震災と呼ばれる日本史上、最も大きな被害が発生した地震が起こったこと。

さらに9月は台風や大雨といった自然災害が多いことから、「災害に備えつつ知識を深めるため」に制定されました。

災害はいつ起こるかわかりません。

具体的な防災セットの中身や災害時の対策については下記のサイトも参考にして、自分の生活に合ったものを準備してくださいね。

災害に対するご家庭での備え~これだけは準備しておこう!~ | 首相官邸ホームページ

災害時に命を守る一人一人の防災対策(政府広報オンライン)

環境省_人とペットの災害対策ガイドライン