(2024年7月10日更新)
妊娠から産後にかけて、女性の身体はとても変化します。
バストも妊娠・出産で劇的に変わります。
筆者は「赤ちゃんができたら、おっぱいが人生で一番大きくなった。」とか「授乳が終わったらお胸がしぼんだ。垂れた。」なんて先輩ママの経験談をよく耳にしていましたが、正直本当かな?話を盛ってるんじゃない?と思っていました。
そこで、先輩ママさん220人を対象に産前・産後でバストや下着選びにどんな変化があったかをアンケート調査しました。
この記事では、先輩ママさんの体験談やおっぱいの豆知識など参考になる情報をたくさん公開します。
さらに産後のバストケアにもおすすめのブラジャーも紹介します。
どんなブラジャーを選べば良いか迷っているお母さんは、ぜひ下着の買い替えの参考にしてくださいね!
目次
妊娠で胸はいつから大きくなる?理由はなぜ?
妊娠後のバストの変化は、実はおなかが大きくなるよりも早い妊娠初期からスタートします。
あかちゃんに「おっぱい」をあげるための準備が始まるからです。
女性ホルモンがたくさん分泌され乳腺が発達する影響で、個人差はありますが臨月までに平均2カップくらい胸がボリュームアップするそうです。
他にも乳頭にチクチクとした痛みや痒みを感じるなど敏感になり、ハリを強く感じることも。
ホルモンの変化に慣れてくると、これらの症状は徐々に落ち着いてくるそうです。
マタニティブラはいつから必要?
マタニティブラは本当に必要?
産後の胸の大きさはいつ戻る?と気になりつつも、妊娠前と同じ普段のブラジャーをつけているとどうなるでしょうか?
小さいブラジャーのカップで胸を押さえつけるとバストに負担がかかります。また、重くなるマタニティ期の胸をキレイにキープすることができないと産後には胸が垂れてしまう可能性もあります。
身体の変化や不安が多い妊娠期を快適にそして前向きなきもちで過ごせるように、後回しにせずしっかりと自分に合った下着を身に着けることをおすすめします。
マタニティブラはいつから始める?
妊娠初期から急激に変化するデリケートなバスト。
マタニティブラは、妊娠初期から着け始めるのが理想的です。
きれいなバストを保つためにも、マタニティブラは妊娠が分かったら早めに準備しておきましょう。
アンケート結果発表!先輩ママが語る、バストや下着の変化とは?
めまぐるしく変化するバスト。
全国の妊娠または出産を経験した女性220人を対象に「妊娠前」「妊娠中」「授乳中」「卒乳後」の4つのライフステージ別に、バストや下着の実態を調査しました!
ここからはアンケート結果を元に、それぞれの傾向を分析していきます。
※調査対象:全国の出産または妊娠を経験した女性220人
妊娠前と妊娠中は、どんな下着を選んだ?
妊娠する前(妊娠が分かる前まで)と妊娠中ではどのような種類のブラジャーを使用していたか?という質問に対する先輩ママたちの回答です。
妊娠前は当たり前の選択肢だった普通の「ワイヤー入りブラジャー」と回答した人が一番多くいました。
しかし、妊娠中(マタニティ期)になると多くの人が「ワイヤー入りブラジャー」から「ノンワイヤーブラジャー」や「ブラトップ」など楽なつけ心地の下着にチェンジしたことがわかります。
つわりや体型の変化などでブラジャーの締めつけが辛くなった。
肌が敏感になりオシャレなレースや装飾がついた下着はチクチクと痒みを感じてつけられない。
カップやアンダーなどバストまわりのサイズ変化に対応するのが大変。などなど、様々な要因で今まで着けていたブラジャーが泣く泣くタンスの奥やゴミ箱へ…という人も多いようです。
産後・授乳中はどんな下着を選んだ?
続いては、出産後の授乳期はどのような種類のブラジャーを使用していたか?という質問に対する先輩ママたちの回答です。授乳期になると「授乳ブラ」が大活躍します。「ブラトップ」も愛用していた方がたくさんいる結果となりました。
授乳期になると「普通のワイヤー入りブラ」を着けていた人はさらに減り、かわって「授乳ブラ」が大活躍します。
「ブラトップ」もペロンとめくると授乳できたりするので、愛用していた方もたくさんいる結果となりました。
また、授乳期のバストは母乳によって胸の大きさ自体がこまめに変わってしまうので、Sサイズ・Mサイズ・Lサイズ・LLサイズなどざっくりしたサイズ分けのインナーが役に立つようです。
卒乳後はどんな下着を選んだ?
続いては、卒乳後はどのような種類のブラジャーを使用していたか?という質問に対する先輩ママたちの回答です。
卒乳とは、赤ちゃんが成長するにつれて自然とママの母乳を必要としなくなることです。
卒乳によってバストサイズや乳腺の発達も妊娠前の状態に戻っていきます。
アンケート結果では、この卒乳のタイミングで「ワイヤー入りブラジャー」へ戻った人が多くいました。
マタニティ期から授乳期の長い期間を、人生最大といえるほどハリがあり大きくなったバストで過ごしたわけですから、卒乳後しぼんだように見えるハリがないバストに慌てた人も多いのでないでしょうか。
一方で、「ブラトップ」や「ノンワイヤーブラジャー」のラクさから抜け出せない!と締めつけ感の少ない下着を使い続けている人も意外と多くいました。
妊娠や出産をきっかけに、ワイヤー入りブラジャーから離れていく女性が意外に多い…そんなリアルが浮かび上がってきたように思います。
産後に経験したバストの変化は?
アンケートでは「出産後に自分のバストにどのような変化を感じたか」という質問をしたところ、先輩ママたちのとてもリアルな声をたくさん聞くことができました。
回答が多かったお悩み別に紹介します。
※産褥期のバストのお悩みアンケート(複数回答可)
ハリがなくなった…147票
授乳後、太ったのでサイズアップして嬉しいものの、ハリもなくなったしアンダーが大きくなっただけで膨らみは減ってしまった。
デコルテから胸にかけてもハリもなくぺったんこで産後下着を買ってもなかなか理想の胸になるような下着に出会えない。
下垂してしまった…128票
1人目の産後からブラトップやカップ付きキャミソールばかり着用していたら、胸が小さく垂れてしまった。
授乳しやすさ、楽さなどで下着を選ぶようになって 服を着てても垂れてるのがわかる。
全体的にサイズダウンした…121票
1人目の時に完母で卒乳した後のおっぱいのしぼみ方に驚愕しました。 補正下着とかをつければ良かったと後悔しました。
授乳期は驚くほど豊満なバストになったが、あっという間にしぼんでしまった。 妊婦の時からもっと補正して、形をキープする努力をすべきだった。
デコルテがやせてしまった…93票
脇肉が目立つようになり、デコルテが削げ落ちてしまったので貧相になった。
左右の大きさに差ができた…63票
右を下にして寝ながら授乳する事もあったので、左右のバストの大きさが違ってしまい サイズを選ぶのに困る事がありました。
特に気になるところはない…3票
アンケートに回答してくれた、ほとんどのお母さんが何かしらのバスト悩みを抱えていました。
特に多かったのが「ラクな下着をずっとつけていたら、バストが大変なことになった」というような内容でした。
全国のお母さんたちが求める、産後のブラジャーとは?
妊娠から授乳期を経験した全国のお母さんたちが下着選びで重視するポイントは何か?
妊娠前と比較する形でのアンケート結果をご覧ください。
妊娠前は、可愛いデザイン・セクシーなデザイン・彼氏や夫への受けの良さなど、デザイン性を重視していた人が多くいました。
しかし産後では、着け心地や素材の良さ・ラクに着用できるもの・脇肉や下垂したバストをしっかり補整するものといった、機能性を重視している人が多数でした。
産後のバストケアを意識しているお母さんが非常に多いことがわかりました。
産後にバストが垂れる、しぼむ理由とは?
アンケートで多かった「胸のしぼんだ」「胸が垂れた」という先輩ママの声。
なぜ産後、胸のボリュームがなくなり、形が悪くなってしまうのでしょうか。
それには、さまざまな理由があります。
乳腺のはたらきが低下
妊娠や出産後には、あかちゃんにあげる母乳をたくさん作るためにお母さんの乳腺はとても発達した状態になります。その影響でバストは大きくサイズアップし、ハリも強く感じます。
しかし産後、あかちゃんのおっぱい離れ(離乳)の時期が近づくと、お母さんの身体は母乳の生成を抑制し始めるのです。そうすると乳腺機能も低下していくのでハリが減少します。
それまであったバストの強いハリがこのタイミングで急激に衰えていくので、しぼんだような印象を受けます。
クーパー靭帯が伸びる
クーパー靭帯(クーパー線)とは、バスト全体を包むようにして張り巡らされている靭帯です。バストの乳腺や脂肪を吊り上げるように支えて、胸が垂れるのを防ぐ役割も持っています。
妊娠中や授乳中には大きくなったバストに合わせて、このクーパーじん帯が無理やり伸びて支えようとします。しかし、このクーパー靭帯は残念ながら一度切れたり伸びたりしてしまうと元には戻りません。 卒乳後にしぼんだバストに合わせて縮むことができないので、バストを支えられなくなり下垂の原因にもなります。
姿勢が悪くなる
あかちゃんの授乳やお世話(抱っこやおむつ替えなど)は、前かがみの姿勢になることがとても多いのです。姿勢が悪いと身体にさまざまな悪影響を及ぼします。前かがみの姿勢が続くことで猫背がクセになり、胸の筋肉が使われずバストが垂れさがってしまします。また、血流やリンパの流れが悪くなるので、胸のハリがさらに減少してしまいバストのサイズダウンへと繋がります。
姿勢は産後にかかわらず、常に意識したほうが良いでしょう。
産後のバストケア、いつから始める?
バストがしぼんで小さくなったり垂れたように感じると不安になり焦って対策を始める人も多いかもしれません。
産後にバストアップを目指す方法といったことを調べて即実践したいという方もおられるかも。
しかし、産後すぐや授乳中に補整ブラジャーやワイヤー入りブラジャーを無理してつける行為はNGです!
胸を圧迫する状態が続くと乳腺の血行が悪くなり、最悪の場合は乳腺炎の原因になることも。母乳の出に影響したり、お母さんの体調不良にも繋がりますので、締め付けの強い下着は避けるようにしましょう。
産後のバストをケア始めるなら、卒乳後に母乳がでなくなりバストサイズが落ち着いてからがおすすめです。
産後のバストケアの方法とは?
最近では、筋トレ・エクササイズ・マッサージ・バストケア用のクリーム・食事など、産後や母乳育児で垂れ下がったバストをケアするさまざまな方法が紹介されていますが、どれから始めれば良いか迷ってしまいますよね。
いざ始めようと決心しても、お母さんは子育てで毎日本当に忙しい!
バストケアに時間をつかうのならば、数分でも良いから休みたい。
そんな時間ない。
毎日なんて続けられない。と、なかなか時間がとれないとお困りの方も多いと思います。
そんな忙しいママでも、毎日手軽にケアを続けられる方法が下着です! ブラジャーは着けるだけでバストメイクができるので、超簡単な産後バストケアです。
産後ママも絶賛!おすすめブラジャー6選
ここからは、バストメイクができるブラジャーを紹介します。
産後ママが推す!痛くない補整ブラジャー
カシュクールレース脇高ブラ(R) 単品ブラジャー
カシュクールレース®シリーズは、累計700万枚を突破したエメフィールの大人気補整ブラジャーです。産後・卒乳後のバスト変化に悩んでいた多くのお母さん世代が、その着け心地と補整力に感動し、愛用し続けています。
自分本来のバストをしっかり集めて谷間メイクするので、ふっくら自然な美しいバストに心が躍ります。
計算されたワイヤー設計で、長時間着用しても苦しくなりにくい、痛くなりにくい谷間育成ブラです。
パッドポケットがあるので、左右でカップ調節も可能です。
カシュクールレース®シリーズは、ワイヤー入りブラジャーにカムバックする産後ママたちに大人気のブラジャーです。
たくさんの高評価レビューの中から産後・卒乳後ママのコメントを紹介します。
授乳後は胸がそげて真ん中の骨が浮いているので、ワイヤーのブラが痛くて付けられなかったのですが、一日つけていても痛くならなかった。そのうえ、谷間なるものも出現!!
脇肉も流れにくく、授乳が終わり萎んだ胸に谷間ができます。
カシュクールレース®シリーズは、補整ブラなのにデートにも着けられるくらいデザインがおしゃれな点も人気の理由です。上品な花柄レースや美しいプリント柄などバリエーションが豊富で選ぶのもワクワクします。
重力に負けない、補整ブラジャー
レースリフト 脇高 単品ブラジャー
重力に負けずキレイな谷間をメイクして、美しいシルエットをつくる補整ブラジャーです。カシュクールレース®シリーズと同じ痛くなりにくいワイヤー設計で、補整ブラなのに着け心地も楽ちん。カップサイドのレースパネルがバストを上に引き上げるリフトアップ効果も期待できます。お肉がハミ出る、胸が垂れてきた、谷間ができない、カップがパカパカする、そんなお悩みがある方におすすめの脇高補整ブラジャーです。
着用レビューも高評価です。
妊娠前は脇高シリーズのカシュクールを愛用していました。授乳が終わってからで1~2カップも下がっていたので、補整下着代わりにこちらの黒と白を購入してみました。着心地抜群です!なんといってもデザインがかわいい!
しっかりホールドしてくれるのに、全く締め付け感ないです!さらに、ワイヤー入りで脇高なのに痛くないです!!驚き過ぎて思わずレビュー書いちゃいました(笑)骨格ストレートです。
背中もスッキリ、補整ブラジャー
サテン カシュクールレース 脇高 単品ブラジャー
脇肉をしっかりキープする幅広ベルトが、優しく体にフィットする補整ブラジャーです。カシュクールレース®シリーズと同じ痛くなりにくいワイヤー設計で、補整ブラなのに着け心地も楽ちん。レース×サテンの華やかで可愛いデザインなので、デートにもおすすめの脇高補整ブラジャーです。
着用レビューも高評価です。
妊娠でバストサイズに変化があり、買い替えが必要に…。エメフィールさんで何種類か購入させていただきましたが、これが1番しっくりきました!!(感動したので初レビュー) 苦しさもなく、ズレもほとんどなく、つけ心地良し。背中のカバー率も高めで安心感がありました! 離れ胸なので谷間が出来にくいのですが、お、これが谷間ってやつか!と嬉しい出来事も…。産後、授乳後の買い替えも、こちらにしようと思います!
妊娠中にサイズアップしたので、こちらで5種類の脇高ブラを購入しました。こちらが一番つけ心地やシルエットが良かったので、洗い替え用に買い足します。
寝ている間もケアできるナイトブラ
しっかり美胸 夢ごこち 綿混 ナイトブラ 単品ブラジャー
午後10時~午前2時は、特に成長ホルモンと女性ホルモン分泌が盛んな時間。就寝中は、バストの美しさをサポートするたに大切な「胸のゴールデンタイム」とも呼ばれています。
昼用ブラを寝ころんだ態勢で使用すると、血流が悪くなってしまうなど適切なバストケアができず、心地よい眠りの妨げになってしまいます。
また、就寝時のノーブラもバストの形が崩れる原因になります。
眠るときには、ナイトブラを着用しましょう。
とにかく盛りたいなら、超盛ブラ®
超盛ブラ(R) シームレス 単品ブラジャー
産後バストでもつけた瞬間谷間ができた!と驚いた産後ママも多い、盛れるブラジャーです。厚手パッドが内蔵されていて、下から横から強力プッシュ!気になるデコルテもふっくら蘇ります。シンプルな無地だけどカラーが豊富なので、楽しく選べます。
ノンワイヤーなのに盛れる、超盛ブラ®
ノンワイヤー 超盛ブラ(R) シームレス 単品ブラジャー
ノンワイヤーがいい!という方には、超盛ブラ®のノンワイヤータイプがおすすめです。ノンワイヤーなのにびっくりするほど盛れて、くっきり谷間にバストメイクします。
妊娠や出産のバスト変化は、お母さんが頑張った証!
妊娠や出産、授乳を経てお母さんのバストは良くも悪くも変化します。それは、小さな命と一生懸命に向き合った母親の勲章です。そして、こどもはお母さんの笑顔がだいすき!忙しい日々をお母さんがポジティブに過ごせるますように、この記事が少しでもお手伝いになれたら幸いです!
みなさんが「これだ!」と思える理想のブラに出会えることを願っております♪
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